一般演題の発表時間を変更しました。参加登録のリンクを掲載しました。
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演題募集の項目を更新しました。
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実行委員長挨拶
第42回九州地域医学研究会 実行委員長
仲摩 恵美
(自治医科大学39期)
この度、第42回九州地域医学研究会を、令和8年2月14日(土)に大分県大分市にて開催する運びとなりました。
本研究会は、昭和54年に「九州人OB会」として大分県で始まり、昭和58年には「第1回九州地域医学研究会」として学術的な形に発展し、同じく大分県で開催されたという歴史を有しています。このような由緒ある研究会の実行委員長を拝命し、身の引き締まる思いです。
今回のテーマは「咸宜、七県七色 〜他県のいいところを学ぶ〜」とさせていただきました。「咸宜」とは「すべてがよろしい」という意味を持ち、中国最古の詩集『詩経』に由来します。また、豊後三賢者の一人・広瀬淡窓が創設した私塾「咸宜園」にも使われている言葉です。自治医科大学を卒業後、私たちはそれぞれの出身県に戻り、地域医療に従事しますが、労働環境やキャリア形成のあり方は県ごとに異なります。そこで本研究会では、各県における工夫や取り組み、自己研鑽の方法などを共有し、互いに学び合うことで、地域医療のさらなる発展と県を越えたつながりの強化を目指したいと考えています。
特別講演には、京都大学医学部附属病院 総合臨床教育・研修センター 准教授 和足孝之 先生をお招きする予定です。義務年限内の医師には今後のキャリア形成の一助として、また義務年限を終えた医師には後輩指導の参考として、有益な内容となることを期待しています。
一般演題においても、各県からバラエティ豊かな発表をお待ちしております。若手からベテランの先生方まで、活発なご討議を賜りますようお願い申し上げます。
本研究会が実り多い交流の場となることを祈念してご挨拶とさせていただきます。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
開催概要
大会名称 | 第42回九州地域医学研究会 |
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テーマ | 咸宜、七県七色 〜他県のいいところを学ぶ〜 |
会期 | 令和8年2月14日(土) |
会場 | J:COMホルトホール大分 大会議室 |
実行委員長 | 仲摩 恵美(自治医科大学39期) |
開催形式 | 現地開催のみ |
主催 | 大分県地域医療研究会 |
参加費 | 詳細は決まり次第掲載します |
事務局 | 第42回九州地域医学研究会実行委員会 (詳細は「お問い合わせ」のセクションをご覧ください) |
プログラム
特別講演
演者: 和足 孝之 先生(京都大学医学部附属病院 総合臨床教育・研修センター 准教授)
概要: 島根県でのNEURAL GP networkの立ち上げや、臨床現場で経験する診断エラーへのアプローチなど、先生の豊富なご経験に基づいた臨床・教育・研究に関するご講演を予定しております。
シンポジウム
テーマ: 「咸宜、七県七色」〜他県のいいところを学ぶ〜
概要: 今年は「報告演題」という形で各県ごとにテーマに沿って発表していただきます。九州各県の代表者より、勤務状況とキャリア形成に関する発表を行っていただき、情報交換の機会とします。七県七色の多様な取り組みを共有し、明日からの診療やキャリアの参考に繋げます。
演題要項については詳細が決まり次第ご連絡いたします。
タイムテーブル
詳細が決まり次第更新します。
演題募集
一般演題と報告演題を募集いたします。地域医療に関する活発な議論の場とするために、多数の演題登録をお待ちしております。
【一般演題】
『咸宜、七県七色〜他県のいいところを学ぶ〜経験や思いの共有』
自治医大卒業生は3年目より診療所や地域中核病院など、地域の最前線に派遣されることが多く、専攻科に関わらずジェネラリストとして働くことになります。自治医大の先輩から直接指導を受けられることもあれば、一人診療所でいきなり重要な決断を迫られることもあります。特に近年はCOVID-19や自然災害の影響もあり、かなり多様な経験がそれぞれの地域で蓄積されています。そこで地域での経験を全体の学びとして共有し、明日からの地域医療に活かせるような発表となることを願っています。
- 演題は各県1題といたします。
- 今回はあえて、テーマは問いません。診断や治療に難渋した症例、逆に良好な経過となった症例、他職種や行政との関わりなど、みなさんが地域で経験し、抱いた思いをぜひ共有してください。
- 発表時間は5分、質疑応答は3分といたします。
- COI(利益相反)の有無についてスライドに明示してください。
【報告演題】
『咸宜、七県七色〜他県のいいところを学ぶ〜課題も共有し考える〜』
アフターコロナ時代を迎えている現在、各九州県人会の状況はどのように変化してきているでしょうか?アフターコロナで人とのつながりが希薄化したり、急速に進んでいる少子高齢化や物価高があったりと、日本における社会問題は山積みです。一方ここ数年で医師に求められることも変化してきており、医師の働き方改革やワークライフバランスの重視が叫ばれながらも、新専門医制度下で自己研鑽に励みながら地域で日々の診療業務に追われ、自治医大卒業生が直面している問題点は多岐に渡っていると思われます。
年に一度各県で集まるこの会で、今一度それぞれの県の違いや状況、良いところ、問題となっているところを共有しあい、各々の県へ『いいところ』を還元できる場としたいと考えています。
今回は各県からの報告演題という形式を取らせていただきます。以下の内容を発表し、各県の勤務地状況や義務内医師の希望科、県人会活動やうまく行っていることや問題点を報告、共有していただきます。
- 義務内医師の主な派遣先の紹介 診療所が多いのか、地域中核病院が多いのか
- 9年間の流れ(大体いつが後期研修か)
- 義務内医師の志望科の状況、入局状況や専攻状況、義務内で取得可能な専門科の紹介
- 義務明け後の進路をどう考えているか 地域医療を継続、行政、大学入局、国内留学、海外留学、未定、転職、など
- 自治医大卒業医師が抱えている悩みはどのようなものか 1~4年次、5~7年次、8~9年次、義務あけ医師(任意)でpick upして
- 各県での定例行事、義務内での集まりはあるか、どのような内容か。(web開催か、現地開催か)
- 県人会内で教育活動やスキルアップとして行っていることがあれば記載してください。各病院で行っている教育活動でも良いです。
例)・●●病院では、若手とその日の外来の振り返りを行っている
・Web勉強会を行っていた。 - 他自分の県ので発信しておきたいことや全体に投げかけたい悩みなどあれば提示
- 発表者は義務年限後半の先生を推奨します。
- 発表時間は5分、質疑応答は3分といたします。
- COI(利益相反)の有無についてスライドに明示してください。
抄録作成要項
- 演題名:全角60文字以内(英字半角は2文字で1文字カウントとする)
- 抄録本文:全角800文字以内(英字半角は2文字で1文字カウントとする)
- 図表は使用できません。
- 登録可能な著者数は筆頭著者を含め10名まで、所属機関は5施設までです。
応募方法
42kyusyu@gmail.comのメールアドレス宛にword形式で添付して送信してください。メールに県名、何期生か、所属病院、氏名の記載をお願いします。
抄録登録期限は2025年11月14日(金曜日)です。期限厳守でお願いいたします。
参加登録
本学会への参加登録は、オンライン登録のみの予定です。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
会場アクセス
学会会場:J:COMホルトホール大分
住所: 〒870-0839 大分県大分市金池南1丁目5番1号
アクセス: JR「大分」駅 上野の森口(南口)より徒歩2分
お車でご来場の場合は、駐車場または近隣の有料駐車場をご利用ください。
公式サイトで確認懇親会会場:レンブラントホテル大分
住所: 〒870-0816 大分県大分市田室町9-20
アクセス: JR「大分」駅 上野の森口(南口)より徒歩8分、学会会場より徒歩6分
※研究会終了後、研究会会場から懇親会会場への移動は無料送迎バスの利用が可能です。
公式サイトで確認お問い合わせ
お問い合わせは上記メールアドレスまでお願いいたします。
お電話での対応は行っておりませんので、ご了承ください。